【野球】少年野球で「打撃力」を短期間で効率的に伸ばす上達方法

【野球】少年野球で「打撃力」を短期間で効率的に伸ばす上達方法

地域の少年野球チームに入り、小学生から野球を始める人は多いでしょう。

チームに入る以上、試合や大会などに参加しますよね。
野球はもちろん球技では失点を抑え得点を相手より多く取らなくては勝つことはできません。

しかし、『打撃力』(バッティング力)が弱く、勝つために必要な得点を取ることができず試合に負けてしまう…と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

・いつも空振りかゴロばかり
・大事なところで得点が取れない
・子供が試合で打てない
・打撃力のあるチームに育てたい
・練習を頑張りすぎて怪我をしてしまった

そんな、悩みを抱えているあなたに短期間でも効率的に打撃力を伸ばす方法をご紹介したいと思います。

本当に今の練習で打撃力が伸びるのか

今、あなたがココを見ているのはもちろん、多くの選手や指導者それに保護者と得点が取れず試合にも勝てない、と悩みを抱えているかと思います。

練習内容を変えてみたり、今までのバッティングフォームを直してみたりと試行錯誤しながら試みてきたけれども、思うように結果に反映しない…と壁にブチ当たっていませんか?

確かに、書籍などでも様々なものが出ていますが、良いとされる練習法でもそれが思ったように出来ないなんて事も多いはず。

良い練習方法は確かにあると思います。
ただ、「絶対正しい」というものはなく、大事なのは『本当にその選手(自分)に合った練習方法か』なんですね。

チーム力を底上げするために、強豪になったチームを参考に練習に取り入れていくことは良いでしょう。

ただ、個人のレベルをあげるためとチーム全員が全く同じ内容の練習方法をして、本当に個人の実力が良い形で結果として出せているのか。

特に小学生のうちは、始めたばかりという事もあって形が出来上がっていません。逆に言えば、いくらでも吸収できるスポンジのようなものです。

野球に限らずですが、経験値が少ないので、頭の中でイメージしたり自分の動作を確認したり、見たものを同じように動く事や、「自分なり」の良い形へ持っていくのは難しいかと思います。

だからこそ、自分に合った「良い形」を知り実践して取り入れることが大事になってきます。

練習と結果が比例しているか考えてみる

人間ですから、十人十色様々な選手がいると思います。

その中でも『感覚』で出来る子もいますが、そうでない子の方が多いのではないでしょうか。
感覚で出来れば、見たものをすぐに吸収し結果を出すのも早いでしょう。

ただ、なかなか思ったように出来ない子は、その未熟な感覚でやろうとしてしまっているがために「変な癖」がついてしまったり「良くない形での自分なり」で練習してしまっている事が多いので結果に出すのが難しいのです。

指導者になる人は、過去にプレイヤーとしてその競技をやっていた人が多いでしょう。はたまた、自分がやっていた競技を子供にもやらせたいという保護者も多いですよね。

そのせいもあって、「過去の経験」や「感覚」に頼った指導をしてしまっている事が多いのも事実です。

しかし、どのスポーツも日々進化しています。
ならば指導もその進化についていかなくてはなりません。昔ながらの指導を続けていても結果に繋がらないのは当然といえば当然です。

いくら練習をしても結果が比例しないのは、練習内容や指導方法が現代に合っていない、今の選手に合っていないと言っても過言ではないでしょう。

小学生の今の練習が合っているか確認しよう

では、今お子さんがやっている練習が本当に合っているのか確認していきましょう。

特に大事なのが、『本当に練習を楽しんでいるか』ですね。
大体の子が、小学校から中学高校と野球を続けていくことが多く、最終的にはプロを目指したいと夢を目標に変え日々練習を続けていることでしょう。

その中で、

・練習を楽しんでいるか
・怪我で将来を潰さないよう安全であるか
・段階的に練習をしているか

これらを踏まえて以下から確認してもらいたい思います。
「なんだ、そんな事か…」と一瞬でも考えた方は、まだまだ従来の練習方法や考えが頭にあるのでそういう人こそ確認しましょう。

 

さて、ご確認いただけたでしょうか。

指導者、または保護者として子供達の事を思って今ココをご覧になっていただけていると思います。
子供を見守る大人として、今のその気持ちと考えがとても大事です。

出来ることならば、怪我もせず将来を見据えて野球を楽しみながらなるべく早く成長していってほしいと願いますよね。

私もスポーツにおいて小学生を指導する立場であるので、教えている子供たちにはそうあってほしいと日々勉強しながら指導しています。

土台が出来上がればより短期間で効率的に

最初の方にもお伝えしたように、小学生というのは色々なものをとても吸収できちゃうスポンジのようなものです。

ただ、怖いのが「良いもの」も「良くないもの」も吸収できてしまうという事。特に「すげー!」というようなものはどんどん真似しようとして身につけようとする子も少なくありません。

今までは、「難しい事もどんどんやらせてあげましょう」といったように、何でも吸収するので何でも挑戦させてあげる、といった話を聞いた人も多いのではないでしょうか。

そこに、ちょっとした『落とし穴』が存在するのです。

なぜなら、土台となる基礎の部分が出来ていないで難しい事(自分のできていない事)をやろうとすると、

・形がバラバラ
・無理にやろうとして怪我に繋がる
・雑なプレイがクセになる
・応用がきかない
・大事なところでミスになりやすい

などといった、あまり良くない状況となってしまいます。

しかし、基本的な動きが良い形で土台として出来上がれば、

・スピードやパワーは後からいくらでもついてくる
・何をやってもブレない
・怪我をしにくくなる
・ミスが減る
・応用がきく
・将来に繋がる

というように、良い結果へと繋がりやすくなる訳です。

だからこそ『段階的に合った練習をする』ことが大事になってくるのです。

飛ばし飛ばしで色々な練習を取り入れてしまうと、何かが欠けた状態で取り組んでいる状態なわけですから、その度にやり直すまたは教え直す必要がでてきますよね。

とても「非効率的」であり時間もかかってしまうでしょう。
なので、しっかりと今のあなたに合った練習内容で土台をきっちり固めて周囲から見ても分かるくらいの打撃力を身につけましょう。

より早く効果を実感して結果に出してみよう

ここまで読んでいただき、早くその練習方法とやらを教えてくれよ!と思ったかもしれません。

ただ、その練習を実践していただく上で上記に書いてきた内容を考えてもらえないと、せっかくの効果的な練習も半減してしまってはもったいないですからね。

ではポイントを挙げていきましょう。

・ヘッドが下がる、アッパースイングを直すために必要なもの
・良いバッターに共通する特徴
・20cmの距離を〇〇に振れるスイング
・目とカラダの動きを一体化させる
・〇〇の力をバットに伝える
…etc

まず、ボールをバットに当てなくては打撃力も何もありませんよね。

なので、まずはボールをバットに当てることができたら、ミート率を上げるための練習といったように段階的にやっていくのが、本当に結果に繋がりやすい近道です。

何より、つまずいた時・壁にぶち当たった時に一つずつ戻れば修正しやすくなります。勉強でも一緒ですね。

では、その練習内容やどういった点に注意していけば良いかなどは以下からご確認ください。

 

まとめ

野球においてバッティングというのは、試合に出る以上必ず自分に回ってくるものです。

自分が打てば進塁し、得点のチャンスに絡めます。逆に前の打者が塁に出ていれば自分の打撃次第で得点に繋がります。

自分の打撃力により得点を掴めばチームの勝利に貢献できます。自分の取った得点でチームが勝てるとなおさら嬉しくなり、より野球を楽しめるようになるのではないでしょうか。

相手チームのすごいピッチャーから打てるようになれば嬉しいし、なかなか打てず試合に出れなかったのが、打撃力があがったために試合によく出れるようになれればもっと嬉しいです。

そして、保護者または指導者であれば、自分の子が活躍する姿がたくさん観れるのは何より感動するでしょうし、自分の教えた子が活躍できればより信頼しあえるし自分の指導にも自信が持てるようになるでしょう。

私は、子供達にはたくさんのスポーツを楽しんでもらいたいですし、本気になってたくさん考え、たくさん動いて悔し泣きも嬉し泣きも、色々なことを自分で経験してもらいたいと思っています。

それには、やはり大人の力は必要だと考えますし、より良い練習方法を知り実践することも大事だと思います。

何より、一定の子しか成果の出せない練習ではなく『どんな子』でも結果を出せる練習内容でなくては意味がないと思っています。

それを子供に教えてあげるのが指導者や大人の役割なのでしょう。

一人でも多くの子が打撃力を伸ばし、野球をもっと楽しんでもらえると本望です。